埼玉の日本酒はたくさんありますが、力士はよく知られた銘柄。
調べてみると伝統的な日本酒はもちろん、今の時代に合わせた多様な種類の日本酒を造っているではありませんか。
伝統的な日本酒も魅力的だけれど、下戸としては個性的な日本酒も試してみたい!
どのような酒蔵なのか実際にいってきました!
埼玉の日本酒といえば、お馴染みの力士
力士といえば、テレビ埼玉(テレ玉)でCMが流れていることでも有名です。
そんなには頻繁じゃないけれど、埼玉県民なら聞いたことがあるこのフレーズ。
「りきし~」といっているだけなのにインパクトがあるよね!
力士の歴史
創業は1748年、2021年から数えると273年前にさかのぼります。
江戸時代には全町が焼けるほどの大火事のため酒蔵のほとんどをなくしてしまったり、関東大震災の際にも大きな被害を受けましたが、そのたびに苦境を乗り越えてきました。
昭和4年に米寿を迎えた渋沢栄一へ、七代目のご主人が日本酒を贈った際のお礼の手紙もありましたよ。
世界的にも有名な偉人との交流もあるなんてすごいですね。
店内のようすは
売店を入ると正面に蔵の入り口のような扉が見えました。
蔵の入り口でしょうか。分厚い頑丈な扉です。
商品の陳列のほかに、渋沢栄一の手紙や有名人のサインがあります。
ドラマのロケ地になったことから、出演者のサインがいくつもありました。
色紙ではなく、日本酒瓶のラベルにサインがされていましたよ。
今回の購入品
いろいろな種類があるので、4本も購入してしまいました。
下戸が飲みきるまでに、どれくらいかかるのやら。。
力士 本醸造
毎日の晩酌に飲みたい日本酒です。
オススメは断然、お燗ですよ!
とのことなので、燗にしてみました。
燗で飲むとフワッと日本酒独特の香りが立ちますが、飲み口は思ったよりスッキリしています。
喉にまとわる感じがなくて飲みやすかったです。
しゃぶしゃぶと一緒に飲んでいましたが、ついつい飲みすぎてしまいました。。
冷やでもおいしいです。
ワイン酵母仕込み純米酒 ARROZ(アロス)
まるで白ワインのような純米日本酒です。
こちらはしっかり冷やしていただきます。
白ワインっぽい日本酒と一口に言っても甘めと酸っぱめに分かれますが、こちらはどちらかというと酸っぱめの方。
言い方を変えればサッパリしている、ということですね。
酸味が程よいため食事にもピッタリです。
洋食に合わせたいですね。
発泡純米酒 ゆきあわ
発泡純米酒です。
こちらも冷やしていただきます。
飲み口が軽くてまるでジュースのような味ですが、よく味わってみるとお米の香りがしっかり残ります。
この残った香りは好みがわかれるかもしれませんね。
日本酒感を発泡日本酒でも味わいたい人にはおすすめです。
古酒 特別本醸造 1994 釜屋
日本酒の古酒です。
古酒初体験!
古酒とは長期熟成酒ともいわれて、酒蔵で3年以上熟成させたものと定義されています。
この古酒は1994年ものの古酒。
紹興酒のような個性的な味ですよ。
紹興酒は飲んだことがあるのでイメージ出来ましたが、いざ飲んでみると紹興酒よりは少しサッパリしているような感じです。
とはいえ紹興酒も古酒もほとんど経験がないので、この表現が正しいかはわかりません。。。
貴醸酒のような甘さはないけど、コクが強い日本酒といった感じです。
ブランデーのような風味なので、チョコレートやドライフルーツが合いそうです。
アルコール度数が19度もあるので一度にたくさん飲めませんが、チビチビと楽しみたいと思います。
基本情報
会社名:株式会社釜屋
住所:〒347-0105 埼玉県加須市騎西1162
電話:0480-73-1234
営業時間:9:00~12:00・13:00~16:00
定休日:土日祝
公式ホームページはコチラ
カード使用の有無:カード使用不可
駐車場:あり