日本酒に賞味期限はない?開封前と開封後の賞味期限をわかりやすく解説!

お酒

日本酒を買ったけれど賞味期限の表示がないことに気が付いた人もいるのではないでしょうか。

そう、日本酒には賞味期限というものが存在しません。

とはいえ、開封したら空気に触れてしまうため風味が変わってくるのも事実です。

日本酒をおいしく飲むための期間とはどれくらいなのでしょうか。

お酒造りをしている人から見た日本酒をおいしく飲める期間を、開封前と開封後にわけて紹介します。

すぐに飲まないとダメ?未開封と開封済みの賞味期限は

日本酒には賞味期限がありません。日本酒の瓶をよく見てみると、書いてあるのは「製造日」です。この製造日は「瓶詰め」をした日のことです。

・未開封の賞味期限・・・1年以内

・開封済みの賞味期限・・・3~5日

封を開けなければ、製造日から半年から1年くらいはおいしく飲めるとされています。この期間を過ぎても腐ることはありませんが、作り手が意図した味からは離れていきます。

開封後は、冷蔵庫に保管するようにしましょう。常温で保管すると風味がすぐに落ちて、本来のおいしさを楽しめなくなってしまいます。

開封済みの賞味期限は3~5日ですが、これを過ぎたからといって飲めなくなってしまうわけではありません。

味が変化していくのです。

酒本来の味からは離れてしまうこともありますが、その変化を楽しむこともできます。

私は1度にたくさん飲めないため、1瓶開けるのに数日かかってしまいます。

恵利
恵利

開けたときの印象と数日後の印象が変わってくるのも面白いですよ。

私のような飲み方は本来の楽しみ方ではないのかもしれませんが、そういった楽しみを受け入れてくれる、懐の深さも日本酒にはあると思っています。

また火入れをせずに酵母のはたらきを止めていないお酒は、封を開ける前でも冷蔵庫に入れる必要があります。

下戸の私は、買ってもすぐに飲みきれないために開けたら冷蔵庫へ、がお決まりのパターンです。

冷蔵庫に日本酒ばかり入れるわけにはいかず、本数を増やせないのが悩みです。1本開けてからでないと、次を開けられないんですよね。

世の中には日本酒セラーというものも存在するので、いつか購入するのが夢です。

おいしく飲むための保存方法はこれ

日本酒のおいしさを保つための保存方法は、「光」と「温度変化」「空気」から避けることが基本です。

開封後に冷蔵庫で保管するのは上でも述べましたが、その際には瓶を立てて保管してください。ワインのように寝かせてしまうと、瓶の中で空気に触れる部分が多くなってしまいます。

ドリンクスペースに空きがない、というときは野菜室がおすすめですよ。

冷蔵庫に入れれば光から避けられる、と思いますが、開けたときにライトがつきますよね。できるのであれば、あの光も避けたいです。

そのためにも、新聞紙などで包んでから入れましょう。

買ったときにダンボールに入っていたら取っておいて、また使うのもいいですね。

日本酒をおいしい期間に楽しもう!

日本酒の賞味期限についてお話ししました。

おいしさを長持ちさせるには、光や温度が大切ということもおわかりいただけたと思います。

日本酒のよさを存分に味わうために、おいしい状態で飲めるようにしたいものですよね。

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