雪が降るギリギリ少し前、群馬県の赤城山の麓にある聖酒造へでかけました。
たまたま前日に見た聖酒造のTwitterで「酒母酒」というものが即時完売された、との投稿を見かけたのです。
夜にインターネットで販売された今年の酒母酒は即時完売。
でも酒蔵併設の売店に少しだけあります、と書かれていました。
高速でサッと行けば行けなくもない。。。
たまたまTwitter で見かけたことも何かの縁だ!と思った私は関越道に入ったのでした。
そもそも酒母酒とは
まず、酒母の説明から。
酒母とは日本酒の基礎となる液体で、日本酒を造るために培養された良質な酵母とされています。
培養させた酒母に蒸した米と麹、水を加えて発酵させると日本酒の元になる「もろみ」ができるわけです。
聖酒造の酒母酒は、日本酒の基礎である酒母を上槽したものです。
アルコール度数は5度と低く、マスカットのような爽やかな味わい。
日本酒らしくない、けれども日本酒の母のような懐すら感じさせてくれます。
酒母酒は「試験醸造」「挑戦酒」と銘打っているだけあって、数量限定です。
同じものを買おうと思っても買えないのは、ちょっと残念ですね。
お目当てのものはあったのか?
結論から言いますと、ありました!
売店に残っていた2本のうちの1本を手に入れたのです。
でも残念なことに、これがおいしかったからといっても同じものを買うことはできません。
じっくり1本限りの刹那を感じながら楽しむことにします。
お店の雰囲気と買ったもの
売店の中は比較的新しく、陳列棚もゆったり見られます。
酒のほかにTシャツなどのグッズも揃っていて、見ごたえがありましたよ。
今回の目的は酒母酒ですが、せっかくきたのですから普段からも飲めるものがほしいと思いましておすすめを紹介していただきました。
冷やか燗でおいしいもの、と伺ったらこちらをすすめてくださいました。
ほかの種類もすすめてくださったのですが、私が生酛(きもと)造りの日本酒を飲んだことがなかったためこちらに。
「かんとうのはな」純米吟醸です。
日本酒らしさを感じつつも、さらっとした味のため飲みやすいですね。
下戸じゃなければずーっと飲んでいられそうです。
白身魚のソテーと合わせましたが、よく合いました。
刺身と合わせたら最高でしょうね。
今度は特約の酒店だけでしか買えない、「聖」を試したいと思っています。
基本情報
会社名:聖酒造株式会社
住所:〒377-0061 群馬県渋川市北橘町下箱田380
電話:0279-52-3911
営業時間:10:00~16:00(12:00~12:40は一時閉店)
定休日:不定休
公式ホームページはコチラ
カード使用の有無:各種使用可能
駐車場:有