【埼玉 酒蔵】埼玉県深谷市 東白菊 藤橋藤三郎商店へ行ってきました!

埼玉県深谷市 東白菊 お出かけ

大河ドラマや新一万円札でもおなじみ、渋沢栄一の出身地でもある深谷。

昔からの市街地に173年前から続く酒蔵「東白菊(あずましらぎく)、藤橋藤三郎商店」へ行ってきました。

東白菊とは

東白菊(あずましらぎく)の名前の由来は、

代表銘柄の「東白菊」は関東の東(あずま)に酒の清らかさを白、清酒の香りを菊で表現しております。

東白菊 藤橋藤三郎商店HPより

とのこと。

藤橋藤三郎商店は江戸時代末期に新潟から移り住んだ先代が、深谷で創業して173年(2021年時点)の歴史がある酒蔵です。

数年前の区画整理で今までの場所より数メートル後ろへ下がって建て直したそう。

お店の建物はかなり新しかったですが、酒屋の雰囲気をそのままに残してありました。

店内の事務所と店舗の間の引き戸は、昔ながらのガラス戸でした。

お店のある所は宿場町として栄えたんだろうなぁという雰囲気を感じさせる、街並み。

目の前の道も街道だったのでしょうが、現代には狭くて道路を広げざるを得なかったようですね。

定番の日本酒はこちら

昔ながらの東白菊(上撰)です。

いわゆる辛口のお酒で、昔からある「日本酒っぽさ」「普段飲み」ならばこちら、ということでした。

たしかに「漢」っぽさを感じます。

毎日の料理に合いそうです。

案内してくれたのは年配の女性。女将さんかな?

世間話も交えながらお酒の特徴も話してくださいます。

日本酒が苦手の人におすすめするなら?

アルコール度数はどれもほとんど変わらないので、下戸におすすめ、ではなく日本酒の初心者へのおすすめを聞いてみました。

お店の人
お店の人

吟醸の華やかな香りがいいか、米のうま味が生きたほうがいい、とか好みはありますか?

恵利
恵利

華やかな香りよりもうま味がある方が好きです。

と、紹介してくださったのはこちら

特別純米の「城址宴」。

お店の人
お店の人

昔ながらの日本酒の味であれば「東白菊 上撰」「東白菊 佳撰」あたりをおすすめするのですが、苦手な人であればこちらから飲まれるといいですよ。

飲んだ感想は、純米酒ならではのうま味と、丸いお味が印象的でした。

男らしいガツンとした感じはなく、うま味があるのに飲みやすいといった感じです。

にごり酒も買ってみました

そういえば最近にごり酒を飲んでいないな、と思いまして手に取りましたらアルコール度数19度

高めのアルコール度数にひるんでしまいましたが、きめ細やかな澱(おり)が目について仕方ありません。

お店の人
お店の人

うちのにごり酒はアルコール度数が高いけど、おいしいよ!

お店の人に背中を押されて購入しました。

飲んだ印象は「ガツンと来る繊細なにごり酒」という感じです。

「ガツン」と「繊細」を同時にしていいのかという気もしますが、パンチがあるけどにごり酒の目の粗さがない、といったらいいでしょうか。

アルコール度数が高めのため、力強い味なのですが、にごり酒のうま味も感じられます。

でもにごり酒にありがちな、トロっとした感じがあまりないんですよね。

フレッシュできめが細かい、繊細な印象でした。

オンザロックで飲んでもおいしいとのことなので、暑いときにはオンザロックで楽しもうと思います。

この日の夕食「チンジャオロース」と合わせましたが、味の濃い料理にも負けずマッチしていましたよ。

恵利
恵利

既成概念にとらわれず、まずはその日の夕飯に合わせることが多いです。

深谷の酒蔵銀座?

公式サイトより

この東白菊の蔵の近くには、「七ツ梅酒蔵跡」という酒蔵跡がありました。

深谷市の町おこし事業の一環で、歴史的建造物や文化を残そう、という取り組みがここでなされています。

酒蔵跡、というだけあってここでお酒は作っていませんが、跡地を利用してミニシアターや雑貨屋、居酒屋などが軒を連ねる横丁になっていました。

レトロ商店街といった感じです。

ロケ地やイベントの貸し出しもしてくれるみたいですよ。

「日本酒は飲まないけれど、文化は少し興味がある」という人も気軽に覗けるのが魅力的ですね。

恵利
恵利

酒蔵跡地の居酒屋とは魅力的ですね。

さらに少し行くと同じ道沿いに、少し前に行った「菊泉・滝澤酒造」もあるではないですか。

滝澤酒造から藤橋藤三郎商店までは1kmほど。

半径1km以内に酒蔵が密集していたのですね。

こんなに近いのであれば、と滝澤酒造に足を伸ばし、こちらにもお邪魔しました。

購入したのは発泡低アルコール日本酒の「あわ雪」と、「菊泉 純米酒」。

先日は気が付かなかったのですが、店内を入ったすぐのところに水道の蛇口が。

洗濯機を置いていたとは思えないのですが、まさにそんな感じのタイル張りのスペースです。

お店の人
お店の人

昔は量り売りだったので、持ち込んだ瓶を洗う場所だったようですよ。

なるほど!

写真は忘れてしまいましたが(すいません)、こんなところにも歴史を感じます。

基本情報

今回行った藤橋藤三郎商店の基本情報です。

会社名:有限会社藤橋藤三郎商店

住所:埼玉県深谷市仲町4-10

電話:048-571-0136

営業時間:8:00~19:00

定休日:日曜日

公式サイトはコチラ

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