アイリスオオヤマのコンベクションオーブンを購入しました。
コンベクションオーブンとトースターの違いがわからなかった私ですが、調べて・買って納得できたのでご紹介します!
コンベクションオーブンとオーブントースターには明確な違いがありました。
オーブントースターよりも金額の高いコンベクションオーブンを使うメリットがあるのか、疑問を持っている人もいるかもしれませんね。
今回、アイリスオーヤマのコンベクションオーブンを買って使用した、私の感想と購入に向いている人をお伝えします。
アイリスオーヤマのコンベクションオーブンはトースターよりもちょっと機能が欲しいけど、シンプルに使いたい、そんな人におすすめです。
コンベクションオーブンとは?
コンベクションとは「対流」の意味です。
熱線などで温めた空気をファンを使って対流させることで、熱の循環をよくしてオーブンの中の温度を一定に保つことができるオーブンのことをコンベクションオーブンといいます。
パンを焼くトースター機能のほかに、グラタンなどを焼くオーブン機能、肉を焼くグリル機能などがついています。
パンを作るための発酵させる低温保温機能などもついているため、パン作りも可能。
スポンジケーキやクッキーも焼ける便利な調理家電です。
アイリスオオヤマのコンベクションオーブン(FVC-DK15B)の仕様
アイリスオーヤマのコンベクションオーブンはいくつかありますが、私が買ったのは「FVC-DK15B」という機種です。
電源:AC100V、50/60Hz
消費電力:1,300W
ヒーター:シーズヒーター×4(上下各2本)
温度設定:切、60~250℃
タイマー:電源スイッチ兼用、60分(ベル音付き)
外形寸法:幅417×奥行329×高さ285mm
庫内寸法:幅約290×奥行約270×高さ約145mm(焼き網を下段にセットした場合)
製品質量:約5.0kg
コード長さ:約1.0m
付属品
- 焼き網
- トレー
- パンくずトレー
- ピザプレート
- 水皿(FVC-DK15Aにはついていません)
- 取扱説明書
余熱は設定温度に応じて、タイマーを設定します。
180℃に余熱が必要だった時は、180℃に温度を合わせて4分のタイマーをかけてから食品を入れて加熱しました。
タイマーは10分以下に設定するときは、大きく回してから戻す方法でないとスイッチが入りませんよ。
どうしてコンベクションオーブンを私が買ったのか
トースターに不具合が出てきたから
トースターに焼きムラが出るようになったからです。(家電屋さんの話では1年に1度買い替えるという人が多い中、我が家では3年もちました。)
前に使っていたトースターで使われていた熱源は、「石英管」というものでした。
一般的な、白い管が熱で赤くなっていくやつですね。
これが早くダメになってしまったせいで、食パンを並べても左右の焼き加減に差が出るようになってしまったのです。
我が家ではパンは週に2回だけど、毎日はんぺんを焼いたりさつま揚げを温めたりするため稼働率は高い方かと思われます。
今度はもう少しタフなものをと思ってこちらを購入するに至りました。
また3人家族の我が家にとってパンを4枚1度に焼けるのも魅力的でした。
今使っているオーブンレンジが使用年数10年をこえたため
お菓子作りはほとんどしませんが、揚げ物をオーブン調理したりグラタンなども作るためオーブンは必須家電。
ないと困る家電のひとつです。
そんな我が家のオーブンレンジは、使い始めてから10年が過ぎました。
「最近レンジの温まりが怪しいかも?」と思うこともたまに出てきたことから、おそらく電子レンジ(オーブンレンジ?)も近いうちに買い替えになるのではないかと予想。
コンベクションオーブンが今までのオーブンのように使えれば、オーブンレンジがダメになっても電子レンジ機能だけのものを買えばOKです。
安かったから
ほかのメーカーからもコンベクションオーブンは販売されていますが、アイリスオオヤマの製品がダントツで安かったんですよね。
コンベクションオーブンの値段と単機能電子レンジを足した金額が、オーブンレンジと同じくらいの金額になることが理想だったのでぴったりでした。
これからしばらく使って「やっぱりオーブンレンジを買った方がよかったかな」と思っても安いために諦めがつきます。
ちなみに今回は8,000円ほどで購入しました。(下位機種のFVK-15Aなら7,000円ほどで購入できます)
トースターが5,000円前後と考えると多機能で8,000円はかなりお値打ちですよね。
実際にどれくらいのスペースなのか
写真は6枚切りの食パンです。
2枚しかなかったため、2回に分けて撮影しました。
縦はギリギリですが、横幅は余裕があります。
いままで2枚しか入らないトースターだったので、1度に焼けると電気代も少し安くなりますね。
グラタン皿はルクルーゼのものですが、こちらは2皿が限界のようです。
縦でも横でも同じですね。
3人家族の我が家でも2回焼く必要があります。
実際に使った感想
トースターは表面がカリッと、焼きムラなく仕上がりました。
別皿に水を入れてスチームにするとさらにおいしく、と説明書にありましたが水だと湯気が出る前にパンが焼きあがってしまうのでお湯を入れた方がいいですね。
FVC-DK15Aにこの水皿は付属していませんが、熱に強い陶器のような容器に水を張れば同じように使えますよ。
タイマーのダイヤルはちょっと回しにくいので、ツマミが持てるタイプの方が良かったかなという印象です。
細かい設定が難しいため、秒単位で時間を管理したい人には向いていないでしょう。
そんな人はデジタルで時間設定できるものがオススメです。
焼き網やトレーを入れる段は「上段」「中段」「下段」と3段に分かれています。
スポンジケーキと焼きカレーを焼いてみた
今回四角いココアのケーキを焼きました。
180℃で25分焼きました。
中までしっかり火が通って、問題なく焼きあがりましたよ。
余りもので焼きカレーも作ってみました。
冷やご飯とカレーとチーズをかけて、卵を落として加熱。
15分弱でグツグツの焼きカレーが出来上がりました。
中まで火が通って、おいしくできましたよ。
まとめ
アイリスオオヤマのコンベクションオーブンのレビューでした。
参考になりましたか?
まだ買ってから日がたっていないので今後どれくらいの時期に不具合が出るのか未知数ですが、スポンジケーキが焼けたことを考えても我が家では十分な機能を持っていることがわかりました。
Amazonのレビューを見ると、「焼きムラが気になる」「すぐ壊れた」という人もいるようですが、保証期間内であれば交換してくれますし、プロのようなお菓子作りを求めているわけでなければ役割を果たしてくれると思います。
毎年オーブンで伊達巻を作っているのですが、上手に作れるでしょうか?
期待したいと思います。
追記:はんぺんと卵とみりんだけが材料の伊達巻を毎年作っていますが、おいしくできました!