いざ!酒蔵へ。
こんにちは。埼玉県民の恵利です。
埼玉県には酒蔵がたくさんあるのを知っていますか?
東京都のお隣ですが、30以上の酒蔵があるんですよ。
その中でも3万人ほどの町に3つも酒蔵がある場所、それが「小川町」です。
秩父の山から流れてくる良質な水が、日本酒を作るのに最適な場所なんです。
何かと外出がためらわれる状況ですが、日本酒を応援したい!(いや飲みたいだけ?)という気持ちから出かけることにしたのでした。
出かけた先は「帝松」がメインブランドの松岡醸造さん。
江戸時代から続く歴史ある酒蔵に胸が躍ります。
感染症対策を行ったうえで、訪問しています。
訪問の際はマスクの着用、入店時には消毒を行うようにしてください。
大人数での訪問も控えましょう。
レストランで松の木を眺めながらランチ
ちょうど開店時間についたので、まずは併設のレストラン「松風庵」でランチです。
開店と同時に入店、そのうえ平日ともあって貸切状態でいただくランチ。なんとも贅沢な空間でした。
「鯛めし」が目当てでしたが、限定に弱いので頼んだのは
「極上 親子丼」
卵好きなんですよ。
鶏肉もプリップリで、お出汁もちょうどよく。奈良漬けもおいしかったです!
料理にはすべて日本酒や麹、酒粕を使っています。加熱してあるのでアルコールは心配ないですよ。
やさしい味でスッとお腹に収まりました。
デザートはこちら。
「吟醸 水わらび」
松風庵特製の吟醸ソースがかかっています。日本酒の風味がほんのりしますが、こちらもアルコールの心配はありません。
フォークでうまくつかまえないと、プルプルしすぎてお皿から出ていきそうです。
庭園を見ながらのんびりと過ごすことができました。
よく見るといろいろな種類の松が植えられていますね。新緑の季節にピッタリのいいお天気で、目にも緑が鮮やかでした。
日本一!?硬度の高い水は酒造りに向いているのか?
埼玉県は日本の中で、硬度がトップクラスに高い水の地域です。
わが地域でもそのせいか、短期間であちこち白くなりやすい気がします。
軟水の方が日本酒づくりに合うのでは、と思いますが硬度よりも鉄分の含有量の方が重要なようです。
鉄分が多いと酵母が育ちにくいので、酒造りには適しません。
ここの水は鉄分が少なくミネラルの多い硬水のため、鉄分を取り除く加工はしないでそのまま酒造りに使える良質な水なのです。
湧き水は無料でいただけますよ。
品ぞろえ豊富な直売店
なるほど、と思った後はお買い物です。
本来の目的はこれ。同じ埼玉県といえども近くの酒屋やスーパーに、埼玉のすべての日本酒が置いてあるわけではないんですよね。
直売店の店員さんは好みに合わせておすすめもしてくれます。ここがスーパーとは違うところ。
お酒に弱いけど、日本酒が好きな人におすすめなのはどれですか?
と、聞きましたらこちらを勧めてくれました。
お酒に弱いのに日本酒が好きなのは私です。すいません。
おすすめの理由は「飲み口がやさしい」「アルコール度数が14%と低め」ということでした。
確かに飲みやすかったですね。
冷たいよりは少しぬるめの燗にしたほうが、口当たりよく飲めました。香りもやさしさを感じられるようになります。
お土産までも限定品を買ってしまいました。
定番のものも、とおすすめしてくれたのがこちら。
出世酒といって縁起がいいお酒のようですね。地位にはまったく興味がありませんが、縁起物は好きなのでおいしくいただくことにします。
毎日甘酒や酒粕料理を食べている私を震わせたものがこちら。
酒粕がなんと3種類もありました。
そのうち買ったのは写真の2つ。(予算の都合です。すいません)
たくさんの日本酒はもちろん、大吟醸アイス、ゼリー、徳利やおちょこまで、とにかく売られているものがたくさん!
樽酒もありました。まさに日本酒ワンダーランドですね。
年に一度「酒蔵めぐり」を行っているようですが、2020年と2021年は中止になっています。
早くイベントが行えるようになってほしいですね。
今回は酒蔵の中は見学できませんでしたが、予約すれば1名からでも受け付けてくれます。
今回は思い付きで出かけてしまったので、見学できませんでしたが次回は見学してみたいですね。
基本情報
会社名:松岡醸造株式会社
住所:〒355-0326 埼玉県比企郡小川町大字下古寺7-2
電話:0493-72-1234(お問い合わせは平日9:00~17:30まで)
営業時間:酒蔵 ・平日 9:00~17:30 直売店・ 9:00~17:00(土・日・祝日も営業)
定休日:酒蔵は土日祝日、直売店は1月1日~1月3日
公式ホームページはこちら