【埼玉県 酒蔵】埼玉県羽生市 花陽浴 南陽醸造へ行ってきました

花陽浴 南陽醸造 お出かけ

埼玉県、全国の中でも人気の高い「花陽浴」。

入手困難といわれるこの日本酒は、3人の杜氏のみで作られています。
そのため生産数が少なく、希少ゆえに手に入りにくい日本酒としても知られています。

人気が高くて希少な日本酒。

それを年始初回の酒蔵にしたい、そう昨年から決めていました。
しかし、私は今までの酒蔵巡りではなかった、困難に出会ってしまいます。

南陽醸造へ到着

埼玉県羽生市は藍染でも有名な地域。
水とのかかわりが深い地域でもあります。

南陽醸造も、水とは切っても切れない日本酒を埼玉の伏流水を使用して醸しています。
割と交通量の多い通りのすぐそばにあり、駐車場もありますよ。

しかし駐車場に入るときに、ちょっと不穏な張り紙が。

よく見るといつも貼られているような雰囲気だったので、とりあえず店内に入ることにしました。

店内の様子

店内に入ってちょっとキョロキョロしていると、

お店の人
お店の人

花陽浴はないんですよ~

まるで私の心を読んだかのように、声をかけられました。
確かに、大人の腰くらいの高さの冷蔵庫に花陽浴は入っていませんでした。

店内は昔ながらの木造の商店という雰囲気の、木の香りがして柔らかな光が入るだけの私が好きな建物。

冷蔵庫には「藍の郷(あいのさと)」が数本と酒粕が入っていましたが、今回は花陽浴が目的のため次回にすることに。

中央のテーブルには「おかみ真知子の隠し味」というみりんや、オリジナル前掛けなどのグッズが置いてありました。

「店内の写真はちょっと……。」とのことなので、今回は店内の写真はありません。
外観は許可をいただいております。

酒蔵でみりんを前から買いたいと思っていた私は、花陽浴がないならとりあえずこれを、と手に取って購入。

レジ脇にあった小さなガラス製のお猪口も買いました。
ほかにも青いラインが入った利き酒などに使う蛇の目のお猪口に、「南陽」と文字が入ったものもありました。

恵利
恵利

文字入りのにすればよかったかな

みりん「おかみ真知子の隠し味」は隠し味にするのはもったいない!

こちらで買った「おかみ真知子の隠し味」は2年熟成のみりん。

普段家で使っているみりんは、なるべく伝統製法に近い数年熟成のものを使っているので、それほど味に差がないかと思って飲んでみましたが、、

全然違う!

やはり作り手によって味は全く違うものですね。
「真知子の隠し味」はコクがあって、とろりとした甘さが強い。

でも喉の奥にまとわりつくようなクドさはなくて、サラッとしているのです。
もちろん、このままでもおいしく飲めます。

料理にも使うつもりですが、甘いお酒が欲しくなったときに冷やしてそのまま、炭酸水と割って、といった飲み方も楽しみです。

花陽浴は買えなかったのか?

南陽醸造で買えなかった花陽浴を諦めきれなかった私は、車で行ける範囲で取り扱いがある酒屋を探しました。

恵利
恵利

インターネットって便利ですね!

すると、ちょうど帰り道に1件見つかったので向かいました。

恵利
恵利

これでなかったら、通販で買おう・・・。

そんな気持ちでしたが、ありました!

残り2本。もちろん即購入です。
花陽浴は種類がいくつかありますが、目の前の花陽浴は1種類。選ぶ余地はありせん。

買えた安心で張り詰めた心がほどけていくのを感じながら、帰宅します。

花陽浴を飲んでみた!

花陽浴を飲んだ印象は、パッと口の中でまさしく太陽一杯浴びた花が咲いたよう。

米のうま味が強いのに、フルーティな軽やかさもあります。
南国の果物のような、甘みと酸味が混じったような香り。

なるほど、これが人気の理由かと納得です。
ほんの少し口に含むだけで、うま味と香りが広がり、少量でも満足できるお酒でした。

まとめ

今回は初めて酒蔵で日本酒を買わずに店を出る、という体験をしました。
なんとか無事に買うことはできましたが、人気の日本酒はこうなのか、ということもわかりました。

花陽浴はシーズンが終わると、売り切りじまいなのでその前に味わえてよかったです。

恵利
恵利

来年は新酒が出たらすぐに買いに行ってみよう!

基本情報

会社名:南陽醸造株式会社

住所:〒348-0041埼玉県羽生市上新郷5951

電話:TEL:048-561-0178

営業時間:平日9:00~17:00 土曜日:午前中

定休日:日曜日

公式ホームページはコチラ

カード使用の有無:使用不可

駐車場:あり(4~5台)お店の脇から入れます。

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