【長野県 酒蔵】長野県佐久市 澤乃花 伴野酒造へ行ってきました!

伴野酒造 澤乃花 ボーミッシェル 食品

初めて埼玉県外の酒造へ出かけました。目的は日本酒好きの救世主、低アルコール日本酒。

低アルコール日本酒の中でも、人気の高い「ボーミッシェル」を醸す酒蔵へぜひとも行ってみたかったのです。

今回は佐久市まで高速を使って行ってきましたよ。

佐久市は酒蔵が多い

長野県佐久市には12もの酒蔵、佐久地域としては14(13)もの酒蔵が点在しています。(2021年現在)

佐久市は千曲川の最も上流地域にあたるため、米も水もおいしいところ。

日本酒を造るには最適な場所なのですね。

恵利
恵利

ひとつの市に10以上の酒蔵って、すごいな。。

酒造りのさかんな地域のため、酒蔵アグリツーリズムなるものもあります。

酒蔵ホテルに滞在して、酒造りを体験するというなんとも魅力的なプログラム!

恵利
恵利

ぜひ行ってみたい!!

伴野酒造の歴史

酒蔵 長野 佐久 伴野酒造

長野県佐久市で明治34年(1901年)に酒造りを始めた酒蔵です。

佐久は浅間山、荒船山、八ヶ岳に囲まれた高原地帯で、千曲川の源流に近い水がとてもきれいな地域です。

水がきれいということはお米もおいしいということ。酒造りには最適な土地なんです。

コンセプトは 「一盃が旨い、二盃が心地よい 清らかな酒」

酒蔵 長野 佐久 伴野酒造

「 一盃が旨い、二盃が心地よい 清らかな酒 」がコンセプトの代表銘柄『澤乃花(澤の花)』は種類によっても明確なコンセプトによって醸されています。

また、低アルコール日本酒として人気の高い『BeauMichelle(ボーミッシェル)』は、ビートルズのナンバーを聴かせて醸しています。

伴野酒造で醸している日本酒は全て「純米」。大吟醸から吟醸、普通酒も純米酒でした。

華やかな日本酒というよりは、日本酒のある幸せを感じられるような商品を目指しているとのこと。

この辺りからもこだわりを感じますね。

店内のようすは?

酒蔵 長野 佐久 伴野酒造

販売店舗は比較的新しかったので、数年前に建てられたものと思われます。

昔使っていたであろう道具やすりガラスはうまく店内装飾にいかされていましたよ。

酒蔵 長野 佐久 伴野酒造

レジの奥には中田英寿さんのサインと記念写真もありました。
中田英寿さんは日本酒のコンサルティングや、日本文化の発信に尽力されていますよね。

恵利
恵利

行動力がすごいですよね

今回買った日本酒はコレ

BeauMichelle(ボーミッシェル)

今回の目的といっても過言ではない、こちらの日本酒。低アルコール日本酒として人気があります。

アルコール度数は9%と日本酒の平均的なアルコール度数15%に比べて、かなり低め。

瓶も500mlと、日本酒には見えません。見た目も香りも白ワインのようです。
白ワインに近い味ですが、ワインのようなツンとした舌触りが一切感じられません

恵利
恵利

おいしい!!

「いや、これ日本酒の味じゃないでしょ」「日本酒として認めない」という人もいるかもしれません。

それくらい普通の日本酒からはかけ離れた味です。ジュースのようにのど越しがよく、ゴクゴクと飲めてしまいます。

恵利
恵利

飲み口がよすぎて飲みすぎてしまいそう!

日本酒なので、もちろんブドウは使っていませんが、白ワインのようなフルーティさ。
でも、これも他の商品同様に、純米酒なんです。

後味にフワッとお米の香りが感じられるボーミッシェルは、洋食にピッタリ。
食中酒としてもおいしく飲めるお酒です。キンキンに冷やして、ワイングラスで飲んでくださいね。

こちらは下のページでも紹介してあります。

低アルコール日本酒に興味がある人は、のぞいてみてくださいね。

澤の花 ひまり

もう1本購入したのはこちら。(なぜか写真が撮れていなかったので写真をお借りいたしました。)

こちらは純米吟醸酒です。これから寒くなってくるのでお燗にして飲みたいなと思っていたらこちらを勧めてくださいました。

吟醸らしさのスッキリした感じはあるのですが、とがった感じはありません。
うま味を感じられるのに、スッキリしている感じ。

後味の余韻をしっかり楽しめるお酒で、これも食中酒としてピッタリ。
どんな食事にも合いやすいのではないかと思いました。

勝手な推測なのですが。。

日本酒の生き残りや可能性を信じたい、若手の杜氏の思いを感じることは個人的には好きで、心の底から応戦したい、と思っています。

しかし昔ながらの日本酒を醸してきた、先代は低アルコール日本酒が売れているのを複雑に感じているのでは?とも感じています。

やっぱり昔ながらの日本酒を売りたいと思っているのではないかと。

日本伝統の味を受け継いでほしい、けど日本古来の味ももっと多くの人に愛してほしい。
そんな複雑な思いもあるのかな、と。

そんなことをふと思ったら、ますます日本酒を愛おしく感じてしまいます。

日本酒を好きになるきっかけでもいいし、低アルコール日本酒という新たなジャンルを広めるという可能性をもっと信じてもいいと思いました。

基本情報

伴野酒造株式会社

住所:〒385-0053長野県佐久市野沢123

電話:0267-62-0021

公式ホームページはこちら

駐車場:店裏側にあり

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